■英語で何と言う??■


第3講 乗法
(multiplication)


double, tripleがそれぞれ2倍、3倍を意味することはいうまでもないでしょうが、この‘○○倍’には一般に‘times’を用います。当然‘3倍’は‘three times’となるわけです。
掛け算は、この何倍かするというところから始まるので、 例えば、‘4×7=28’は、
‘four times seven is twenty-eight’
となるのです。
日本では、「4週間は何日になりますか」と訊ねられたら、 1週間は7日なので、
‘7×4=28’と立式する方が多いのですが、英語で
‘seven times four is twenty-eight’
では、各曜日が4回ずつあるから…といった理由付けで結果を求めているような面倒くささが残ってしまうようです。
要するに、
「1個120円の梨を5個買うといくらか」を求めるのに、 私たちは語順通り‘120×5=600’とするのが普通ですが、 英語では、
‘5×120=600’ の方が一般的な言い回しということになります。 いやぁー、国により考え方は様々ですね。

また、‘4×7=28’は、
‘four times seven equals twenty-eight’
とか
‘four times seven makes twenty-eight’
とよんでも構いません。さらに、少しかたい言い方になりますが、
‘four multiplied by seven equals twenty-eight’
という表現も可です。
実は、最小公倍数をL.C.M.と表記するのは、‘Least Common Multiple’の頭文字をとったものだからです。‘multiple’が倍数を意味する単語であることもあわせて覚えておきましょう。

ところで、他の演算と違って、この‘×’は省略されることが多いのは洋の東西を問わないようです。 九九表を覚えるとき、‘4×7=28’は
‘しひちにじゅうはち’
と発音され、記憶されていきますが、 英語でも、
‘four seven is twenty-eight’
となります。
 また、積は‘product’です。ベクトルで登場する‘内積’は、 ‘inner product’を直訳したものだと合点いきますね。



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