■英語で何と言う??■


第6講 数学記号

‘=’を「イコール」と呼ぶのはもはや日本語化していますが、何だかこの記号に似た‘≡’はどう呼ぶのかなぁなんて悩んだ経験はないでしょうか。この種の数学記号は小学生の頃からなれ親しんでいて、かえって英語で何と言うのか覚えるチャンスを失った人も多いことだろうと思います。

実は、この‘≡’は‘be identical with’とか‘be identical to’ または‘be equivalent to’などと呼ばれます。古くて新しい話題である外来語の日本語化問題で、いつも識者を悩ます例の「アイデンティティー」ですね。そうあの「自己同一性」です。「AがAであること」なんて、この島国では自明のこととされてきたのですが、最近は何だか問題も起きてきています。まだ実感できないなぁっていう方は、サンドラ・ブロック主演の映画「インターネット」などを見ると参考になるかもしれません。

使い方としては‘a≡b’を‘a is identical with b’などと表現します。要するにaとbは全く同じものであるという意味で、日本語としては「合同」などという言葉があてがわれる訳です。

一方、ほぼ等しいという意味に使われる‘≒’ですが、これって‘nearly equal’などという結構怪しげな読み方が流布しています。こちらは正確に言うと ‘be approximately equal to’です。ちょっと発音しづらいですね。また、‘≠’は日本語にもなっている「ノットイコール」で大丈夫で、‘be not equal to’が正式な表現です。

さらに、不等号である‘>’‘<’などはそれぞれ、‘be greater than’‘be less than’です。「以上」「以下」を示す‘≧’‘≦’は順に‘be greater than or equal to’‘be less than or equal to’となります。



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